使いやすさに配慮した防水ケータイ「L-01C」


「L-01C」 Deep Red

 「L-01C」は、LG製の折りたたみ型FOMA端末。STYLEシリーズの1つで、12月~1月に発売される見込み。

 幅広いユーザー層にとって使いやすくなるよう配慮されていることが大きな特徴。年配者向けの携帯電話を使いたくないという40~50歳代の利用も想定している。また、防水やワンセグ以外の機能を絞り込むことで、比較的買いやすい3万円台前半での提供を目指すという。このため、おサイフケータイ、GPS、Bluetooth、iコンシェルなどには非対応。

 ボディは丸みを帯びた持ちやすい形状とし、ホールド感を高めた。キーボタンも大きめで押しやすくしている。メインメニュー表示も、文字サイズ大きめの機能厳選版がデフォルト設定となる予定。

 アドレス帳の詳細画面やメニュー全階層で「拡大もじ」表示に対応する。キー下部に用意された「My」ボタンでは、よく使う機能をワンタッチで起動する「Myファンクション」、よく連絡する相手をすぐ呼び出せる「Myコンタクト」などが利用できる。

 また、ワンセグ機能を搭載。IPX5/IPX7対応の防水機能に対応しているので、風呂場などでテレビ番組を楽しめる。年配層を中心に「ワンセグ画面を横表示にする方法がわからない」との声が多く寄せられたことから、本体を横方向に回転させるだけで自動的に横画面表示する機能も搭載している。

 英語・韓国語に対応した会話集も搭載した。シチュエーションと目的を日本語で選択していくだけで、具体的な会話例を参照できる。実際の発声例も再生されるため、旅行時はもちろん、学習などにも役立つとしている。

 英語・日本語・韓国語のトリリンガル対応端末となっており、主要メニューの言語表記を一括変更できる。韓国語での文字入力にも一部対応しており、SMSの作成・送信などが可能。

 手ブレ補正およびオートフォーカス対応の510万画素カメラを搭載。「拡大ルーペ」ボタンを長押しすると新聞、雑誌などの細かな文字を見やすいサイズに拡大表示する。microSDHCカード(最大サポート容量16GB)のスロットは電池カバー内部に設けられている。なお、サブカメラは内蔵していない。

 本体サイズは109×50×16.5(最厚部18.4)mm、重さは128g。連続待受時間は約350時間、連続通話時間は約210分(いずれも3G利用時)。メインディスプレイは約2.8インチ、フルワイドQVGA(240×400ドット)、26万2144色表示のTFT液晶。サブディスプレイは約0.9インチ、128×36ドット、1色表示のPMOLED。本体カラーは、Deep Red、Metallic Black、Platinum Whiteの3色。

Metallic BlackPlatinum White

 



(関口 聖/森田 秀一)

2010/11/8 13:24