セブン-イレブンで「iD」、7月23日より利用可能に


 セブン-イレブン・ジャパンとNTTドコモは、7月23日より全国のセブン-イレブンで、ドコモのクレジットサービス「iD」が利用できるようになると発表した。

 両社では4月、全国のセブン-イレブンで「iD」を導入すると発表。今回、1万2771店舗において、7月23日より利用できることが明らかにされた。これにより、セブン-イレブンではnanaco(ナナコ)、Edyといった前払式(プリペイド)電子マネーや、QUICPay(JCB提供のクレジット型決済サービス)に加え、iDが利用できるようになる。

 7月23日~8月31日まで、iDをセブン-イレブンで累計3500円以上利用すると「ケータイ引換券」(上限7万円までの携帯電話と引き換えられるチケット)を100名に、累計1000円以上の利用で小型プリンター(キヤノン製「SELPHY ES40」)を150名にプレゼントする。ドコモプレミアクラブ会員であれば、Wチャンスとして抽選で1000名に5000ドコモポイントが付与されるほか、応募者全員にドコモだけのオリジナルコンテンツが提供される。専用サイトで応募手続きを行ってから、店頭でショッピングするとキャンペーン対象となる。

 「iD」は、NTTドコモが三井住友カードへの出資を経て、2005年12月に設立されたクレジット決済ブランド。プラスチックカードも発行され、仕組みはいわゆるクレジットカードと同等だが、おサイフケータイで手軽に利用できる後払い(ポストペイ)式の決済手段となっており、ドコモでは「後払い電子マネー」と呼んでいる。2010年5月末時点でのiD会員数は約1459万人、iD対応決済端末は約44万台に達している。

 



(関口 聖)

2010/7/13 17:37