ドコモの「SH-07B」、メール不具合でソフトウェア更新
NTTドコモは、シャープ製FOMA端末「SH-07B」について、ソフトウェア更新サービスの提供を開始した。6月2日公開の不具合を解消するものとなる。
今回のソフトウェア更新では、「SH-07B」のメール振り分け機能で発生する不具合を解消する。同事象は、メールの受信/送信BOX内に、ユーザー自身が作成したフォルダ(ユーザーフォルダ)がある場合、メールの振り分け条件を設定してから、グループ別発着信設定(アドレス帳のグループごとに着信メロディなどを設定する機能)を行っていると、メール振り分けが正常に動作しないことがあるというもの。
ドコモでは、6月2日付けで同事象が存在することを明らかにしていたが、当初は解消する手段がなく、回避する方法としてグループ別発着信設定を利用しないよう案内していた。今回のソフトウェア更新を適用することで、不具合が解消され、メール振り分け、グループ別発着信設定のどちらも問題なく利用できるようになる。ソフトウェア更新は、自動で行うこともでき、初期出荷の状態では午前3時になると書き換えを行う。手動で行う場合は、「本体設定」→「その他設定」→「ソフトウェア更新」から利用できる。
2010/6/14 11:26