5月の携帯・PHS契約数、2カ月連続でソフトバンク純増首位
電気通信事業者協会(TCA)は、2010年5月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。
5月末での携帯電話純増数は、ソフトバンクモバイルが25万1100件(ダブルナンバーは300件の純減)、NTTドコモが11万3200件(2in1は6700件の純減)、イー・モバイルが5万5800件、au(KDDI)が5万4700件となった。MNPの利用件数を見ると、ソフトバンクが4万9700件の転入超過(プラス)となる一方、ドコモが2万4900件、auが2万4400件、イー・モバイルが300件の転出超過(マイナス)を記録している。
各社の純増数のうち、3Gサービスのみを見ると、ドコモが22万件、ソフトバンクモバイルが25万1100件、auが6万6400件、イー・モバイルが5万5800件の純増となった。携帯電話のインターネット接続サービスについては、Yahoo!ケータイが16万3400件、EZwebが5万4100件、iモードが1万2300件の純増で、イー・モバイルのEMnetは0件で動きがなかった。
プリペイド契約は、ソフトバンクが1万5000件、イー・モバイルが600件の純増を記録。auが6700件、ドコモが100件の純減となった。通信モジュールの契約数は、ソフトバンクが5万7900件、ドコモが2万7100件、auの通信モジュール系サービス用回線数が1万3900件の純増。通信モジュールの契約数には、通信対応デジタルフォトフレームの契約数などが含まれる。
無線ブロードバンドサービス(BWA)となるUQコミュニケーションズは、2010年4月より毎月、契約数が公表されることになっている。5月末では1万8900件の純増となり、累計契約数は19万2600件となっている。
一方、PHSでは、ウィルコムが9万4200件の純減となった。沖縄で2500件、北海道で200件の純増となったが、他地域では全てマイナスとなった。また、3Gサービスは前月より5000件増加した。PHSの累計契約数は400万件を割り込み、394万3400件となっている。3Gサービスを含めると、累計契約数は405万1200件となる。
事業者 | 純増数 | 累計 |
NTTドコモ | 113,200 | 56,349,900 |
KDDI | 54,700 | 32,030,100 |
ソフトバンク | 251,100 | 22,343,700 |
イー・モバイル | 55,800 | 2,465,800 |
総計 | 474,700 | 113,189,500 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
NTTドコモ | 220,000 | 53,894,000 |
au | 66,400 | 31,804,600 |
ソフトバンク | 251,100 | 22,343,700 |
イー・モバイル | 55,800 | 2,465,800 |
総計 | 593,300 | 110,508,100 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
iモード | 12,300 | 49,037,600 |
EZweb | 54,100 | 27,094,900 |
Yahoo!ケータイ | 163,400 | 17,516,400 |
EMnet | 0 | 51,300 |
総計 | 229,800 | 93,700,200 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
ウィルコム | -94,200 | 3,943,400 |
総計 | -94,200 | 3,943,400 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
UQコミュニケーションズ | 18,900 | 192,600 |
2010/6/7 16:27