HTC Desireに不具合、ソフトウェア更新提供


 ソフトバンクモバイルは、4月27日に発売された「HTC Desire」(X06HT)について、Bluetooth関連の動作でフリーズする不具合を明らかにし、ソフトウェア更新の提供を開始した。

 明らかにされた不具合は、Bluetoothでパソコンや携帯電話、PDAなどと接続すると、電源再起動後にフリーズする場合があるというもの。Bluetoothヘッドセット等との接続ではこの不具合は発生しないとしている。

 ソフトウェア更新は手動で行う。待受画面上でポップアップ表示される表示に従って更新ファイルをダウンロードし、インストール作業を行う。パケット通信、Wi-Fiのどちらでもダウンロードできるが、更新ファイルのサイズはパケット通信で約6700円相当のパケット通信料となるため、パケット定額制サービスへの加入が強く推奨されている。Wi-Fiの場合はパケット通信料はかからない。また、海外ではWi-Fi経由でしか更新ファイルをダウンロードできない。

 なお、ソフトウェア更新の対象となるのは初回出荷分の端末。初回出荷分は予約で完売とアナウンスされており、5月中と案内されている次回出荷分では今回のソフトウェア更新が適用された状態で販売される見込み。

HTC Desire(X06HT)

 

(太田 亮三)

2010/4/27 12:28