写真で見る「Nexus One」
1月6日、米グーグルは同社ブランドのスマートフォン「Nexus One」を発表した。本稿では、テストマーケティングとして米国などで発売されたばかりの同端末を写真で紹介する。
「Nexus One」は、端末OSに「Android 2.1」を採用したグーグルブランドのスマートフォン。製造メーカーはHTCとなる。3.7インチ、800×480ドットの有機ELタッチディスプレイを搭載し、CPUには1GHz駆動のクアルコム製のチップセット「Snapdragon」を装備する。5メガカメラやA-GPSなども用意されている。
通信機能はW-CDMA(900/1700/2100MHz)/GSM/EDGE方式(850/900/1800/1900MHz)に対応し、上位規格であるHSDPA(下り最大7.2Mbps)、およびHSUPA(上り最大2Mbps)もサポートされるほか、無線LAN対応も利用可能。文字入力は英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語に対応。文字表示は日本語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語、ロシア語もサポートされる。大きさは119×59.8×11.5mm、重さは130g。3G網での連続通話時間は420分、連続待受時間は250時間。連続通信時間は3G網利用時で5時間、無線LAN利用で6時間30分。
なお、「Nexus One」は海外モデルではあるがSIMロックフリーのモデルとなるため、NTTドコモとソフトバンクモバイルのSIMカードを認識する。ただし、パケット通信料は通常の定額料金とは異なり、事業者の保証対象外となる。
NTTドコモのスマートフォン向けパケット料金プラン「Biz・ホーダイ ダブル」では、ドコモブランドのスマートフォンは上限額5985円に設定されている。メーカーブランドのスマートフォンについてはこの上限は適用されず、パソコン接続時と同じ上限1万3650円が適用されることになる。
ドコモでは、こうした海外モデルの国内利用について、過去に登場した「hTc Z」のように、メーカーブランドが必ずしもSIMロックフリーとは限らないと前置きした上で、メーカーブランド端末をとくに規制はしていないとしている。ただし、「Nexus Oneを含め、特定の機種についてはノーコメント」とのこと。
ソフトバンクでは、SIMカードが正常に動作するか保証できず、認識した場合もどこに接続されるのかわからないため、料金プランについてコメントしない方針。また、メーカーブランド端末やSIMロックフリー端末についてもとくにコメントはないとしている。
撮影サンプル。リンク先の画像は2592×1944ドット、無加工。 |
2010/1/12 18:42