新Wオープン採用でタッチパッド搭載、Wi-Fi対応の「941P」
941P(ペルビンカブルー) |
「941P」は、進化した「フラットWオープン」機構を採用し、テンキー部分がタッチパッドになる機能を搭載したパナソニックモバイルコミュニケーションズ製の折りたたみ型3G端末。無線LAN機能を搭載し「ケータイWi-Fi」に対応する。発売時期は2010年2月以降。
新サービス「ケータイWi-Fi」に対応し、ヒンジ部分が改良されて「フラットWオープン」に進化、さらにキーがタッチパッドに変化する新しい新UIもサポートしたのが特徴。ハイスペック指向の20代男性を意識しているためAV機能にも注力しており、「VIERAケータイ」の名を冠する。
ディスプレイは約3.3インチ、480×854ドットのフルワイドVGA液晶。サブ液晶は約0.9インチの有機EL(128×36ドット)。ヨコオープン時に左側に残っていたヒンジ部が大幅に縮小されたことで画面が3.1インチから3.3インチに拡大され、グリップ感が向上した。さらにヨコオープン時に必要だったスライドレバーがなくなり、タテオープン、ヨコオープンの切り替えがスムーズになった。
加えて、テンキーそばの切替ボタンにより、ワンタッチでダイヤルボタンと「*」「#」ボタン部分がタッチパッドに切り替わる。メニュー画面やブラウザ、写真ビューアー利用時にはノートパソコンのタッチパッドのように利用できるため、タッチパッドエリア内で指を軽くスライドさせることで画面のスクロールが可能なほか、軽くタップするとクリックと同様の操作が可能になる。「タッチパッド設定」により感度設定が変えられ、Y!ケータイブラウザ、PCサイトブラウザ、モバイルウィジェット起動時に自動的に有効にできる。
「ケータイWi-Fi」に対応したことで専用の横画面向けメニューも新たに用意。「ケータイWi-Fi」、ヨコオープン、タッチパッドの組み合わせで動画コンテンツが横画面で楽しめる。
ワンセグは「モバイルWスピード」による4倍の処理で60fpsを実現しなめらかに表示でき、最高1万:1の高コントラスト表示をサポート。レコーダー「DIGA」で録画した動画もmicroSDHCカード(最大16GB)を経由して取り込めば再生できる。
カメラは811万画素のCMOSカメラで、オートフォーカスと手ぶれ補正に対応する。動く被写体を追いかけてピントを合わせる「追っかけフォーカス」、カメラを向けるだけで、自動的に「人物」「風景」「接写」「夜景+人物」「標準」の5つのシーンを自動的に判別し、最適な設定で撮影できる「おまかせiA」、高輝度LEDの「スマートフラッシュ」が利用できる。ISO感度はISO3200相当。撮影された写真はタッチパッド操作対応の「バラエティフォトビューア」で楽しめる。
ゲームアプリとして、スクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY IV」完全版がプリインストールされたほか、おサイフケータイ、世界対応ケータイ(GSM)、下り最大7.2MbpsのHSDPA、PCサイトブラウザ、GPS、ウィジェット、PCメール、大容量ファイル添付機能(2MB)、Bluetoothに対応する。
大きさは約50×111×18.4mm(折りたたみ時、突起部除く)、重さは約135g。どちらも暫定値となる。ボディカラーはペルビンカブルー、ゴールド、ホワイト、ブラックの4色。
ゴールド | ホワイト |
ブラック |
2009/11/10 12:00