iidaブランドの携帯向け周辺機器が多数登場
iidaの新製品発表会では、iidaブランドの「LIFE STYLE PRODUCTS」として、さまざまな周辺機器が発表された。10月上旬より順次発売される予定。
今回発表された周辺機器は合計23アイテム。新iidaモデル「PLY」「PRISMOID」向け2アイテムを除いて、au携帯電話で汎用的に利用できるアイテムがラインナップされている。当面はWebショップでの販売となるが、ACアダプター関連の製品についてauショップでも取り扱われる予定。
なおKDDIでは、携帯電話を取り巻くライフスタイルを提案するプロジェクト「another work*s」を2008年に立ち上げている。今回周辺機器として製品化されたものは、「another work*s」の展示会「MOBILE in FOREST Exhibition」などで展示されていた製品などが含まれている。
今年4月のiidaブランドの立ち上げ時には、iidaブランドのACアダプターとして観葉植物のツタを模したau携帯電話向け充電ケーブル「AC Adapter MIDORI」が2万個の数量限定で販売されたが、それも「another work*s」として当初コンセプトモデルが紹介されたものだった。「AC Adapter MIDORI」は発売前から話題を呼び、発売後数週間で完売となっている。KDDIでは、「another work*s」の名称を封印し、iidaにブランドを統一して携帯電話関連の周辺機器についても注力していく考えだ。
なお、周辺機器の価格については未定だが、一部を除いて1500円程度に価格になると見られる。
■LIFE STYLE PRODUCTS
「PLY」専用アイテムとなるのが、天童木工PLYによる置き台「PLYWOOD TRAY」。プライウッドと呼ばれる合板をくの字に曲げた置き台で、端末と同様、神原秀夫氏がデザインしている。製作は家具メーカーの天童木工PLYが手がけている。
PRISMOIDをデザインした深澤直人氏は、水に強く破れにくい和紙「ナオロン」を使ったiidaオリジナル携帯ケースを展開。山梨県の和紙メーカー大直と、山梨出身の深澤氏は、このナオロンを使った製品シリーズ「SIWA・紙和」を展開している。
充電ケーブル関連では、「AC Adapter MIDORI」をデザインした海山俊亮氏による「RANGERS」や「REST」のほか、「Yucode」、アラキミドリ氏の「in mouse」、角田陽太氏の「WINDING-CHARGER」、倉本仁氏の「JUPITRIS」、LIVE FOR SWEETSの「chargy」などをラインナップ。「RANGERS」は、ケーブル部分をホースに見立てて、ミニチュアの消防士が放水している様子をデザインしたもの、また、「REST」は鳥が止まっている休んでいる様子をデザインしたもの。「chargy」は、充電器用のトートバッグとなる。
このほか、Webショップで展開される周辺機器は、バイブ音を消音するストラップ「manatomo」(勝間田慎也)、シリコンの携帯置き台「MONOLITHOLD」(熊谷彰博)、絵本と連動した待受画面が入手できる携帯トレイ「EHON TRAY」(熊谷彰博)、鳥の巣に見立てた携帯置き場「toris」(関祐介)、花びら入りの外部接続端子用アダプタ「hana-hira」(寺山紀彦)、水滴の形をした滑り止めシール「Drip Grip」(NOSIGNER)、絡まる充電ケーブルの形状をあえて携帯のトレイとした「karamari」(橋本潤)、葉っぱ上のコード巻き取り器「wormy」(MILE)、芝生のような携帯置き場「turf」(MILE)、コードを巻き付けられるフォーク上のストラップ「Mobile Strap」(柳原照弘)など。
2009/9/9 11:12