携帯各社、SMSの相互接続実現へ
NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルの5社は、第3世代の携帯電話におけるショートメッセージサービス(SMS)について、事業者の垣根を越えてやり取りできるよう、検討を進める上での基本事項に合意した。
SMSは、携帯電話同士で簡単なメッセージをやり取りできるサービス。海外では一般的だが、日本の携帯電話・PHSではSMSと同等のサービスが存在しており、他キャリアやパソコンとやり取りできるEメールサービスが導入・普及していることから、他キャリアユーザーとのSMS送受信ができない状況が続いていた。
今回の合意により、SMSの事業者間接続に向け、接続の実現方法や課題の整理など、詳細についての検討が行われる。詳細について合意できれば、あらためて案内される予定だが、5社では2010年度後半以降を目処に、実現したい考えという。
2009/9/1 15:22