シャープ、新スローガン「ひとの願いの、半歩先。」

　シャープは、新コーポレートスローガンとして、「ひとの願いの、半歩先。」を制定した。

　このスローガンには、「誠意をもって人々の日常に向き合い、日々の困りごとや課題の中から“ひとの願い”を見出し、その願いに対して、創意をもってほんの少し先回りすることで、驚きと喜びをもたらす新たな体験を届けたい」という思いが込められている。「半歩先」には「遠すぎず近すぎず、人々にそっと寄り添うちょうどいい距離感」を目指すという、同社の姿勢が示されている。

　同社は、5月に公表した中期経営計画（2025年度～2027年度）で創業者である早川徳次氏の精神を受け継ぐ経営理念・経営信条に立ち返り、今後の方向性を打ち出した。今回のスローガンには、そうしたビジョンのもとでの「シャープならではの価値」をあらわした。

　今後は、人々の「暮らす」と「働く」において、独創的なモノやサービスを次々と生み出すだけでなく、それらを通じて“新たな文化”を創造する企業を目指していくとのこと。