AndroidでのBluetooth LE Audio Auracast対応デバイスが拡大、ソニーのヘッドホンやPixelなど

　グーグル（Google）は、Bluetooth LE Audio Auracastのサポートをより多くのデバイスに提供すると発表した。

　AndroidのLE Audio機能をソニーのヘッドフォンに拡張し、対応するPixelスマートフォンにLE Audio Auracastのサポートを追加するという。現時点ではサムスンやシャオミの一部デバイスが対応している。

　対応デバイスの追加により、空港で最新情報を入手したり、美術館でセルフガイドのオーディオツアーを探索したり、ジムでテレビや音楽チャンネルを聴いたりするなど、Auracast対応の場所で放送を聴くことができる人が増えるとのこと。

　また、Android版LE Audio Auracastを使うことで、LE Audio Bluetoothヘッドホン2台をスマートフォンにペアリングし、友人と同時に音楽を聴くことができるという。

　LE Audioではグループでオーディオを共有することもでき、スマートフォンから共有を開始し、QRコードをスキャンするか、グーグルの「Fast Pair」を使えばワンタップで瞬時にヘッドホンを接続できると説明。友達グループで遊んでいるときは各自のヘッドフォンから音楽を同時に聞くことができ、集まりを「サイレントディスコ」に変えられるとのこと。