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ANA国際線でストリーミング動画も見られる「高速機内Wi-Fi」が提供開始、エコノミークラスも無料で

 全日本空輸(ANA)は5日、国際線のすべての座席クラスで、ストリーミング配信の動画視聴もできる高速機内Wi-Fiサービスの無料提供を開始した。B767-300ER(JA625A)から順次導入され、2030年末までに8割以上の国際線機材に展開する。

 今回の機内Wi-Fiサービスは、米国の衛星通信会社Viasatの最新システムが採用された。一部就航先を除き、搭乗時から降機までの間、地上と近い環境のWi-Fiサービスが利用できる。

 今後、2026年度内までに予定されている「B767-300ER」の改修後機材から順次提供(2025年度末までに3機、2026年度中に全6機を改修予定)する。また、2026年度以降に導入する新造機「B777-9」と「B787-9」の長距離仕様でもサービスが利用できるようになる。サービスが利用できる機材には、機内にプラカードが貼り付けられる。

プラカードのイメージ