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ファーウェイ、デュアルドライバー搭載のインナーイヤー型イヤホン「HUAWEI FreeBuds 6」発表
2025年5月27日 18:42
ファーウェイは、迫力のあるハイレゾサウンドを実現するデュアルドライバーを搭載したインナーイヤー型イヤホン「HUAWEI FreeBuds 6」を発表した。発売は6月3日、価格は2万1780円。カラーはブラック、ホワイト、パープルの3種類が用意される。
「HUAWEI FreeBuds 6」は、前モデル「HUAWEI FreeBuds 5」に続き、水滴をイメージしたデザインを採用。約1万回のシミュレーションを経て人間工学に基づいた快適な装着感を実現している。さらに、イヤホン本体は前モデル比で約9%軽量化、約12%小型化され、長時間の使用でも耳への負担を軽減した。
音質面での最大の進化は、ドライバー構成の刷新。上位モデル「HUAWEI FreeBuds Pro 4」と同様、ダイナミックドライバーユニットに加え、新たに独自開発のマイクロ平面振動板ドライバーユニットを搭載。これにより再生周波数帯域が大幅に拡張され、力強い低音から繊細な高音まで、より解像感の高いサウンドを実現している。
特に、低音域を担う11mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーは、構造を改良し「Bass Turbo 2.0テクノロジー」を採用。前モデルと比べ低音域の駆動力が約77%向上した。再生帯域は14Hzから48kHzまで対応し、SBC、AAC、LDACコーデックをサポート。ハイレゾ認証も取得している。さらに、デュアルドライバー構成の実現にあたっては、イヤホン内部の音響ユニットとバッテリーユニットを分離するなど、内部設計も最適化されている。
ノイズキャンセリング機能も強化され、インナーイヤー型ながらアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載。トリプルマイクにより周囲の騒音だけでなく、外耳道内のノイズも検知。さらに、装着状態や耳の形状を高精度に把握し、状況に応じて最適なノイズキャンセリングと音量調整を自動で行う。ANCの動作モードは周囲の騒音レベルに合わせて自動的に切り替わるため、常に快適なリスニング環境が得られる。
通話性能も進化し、トリプルマイクに加えて骨伝導VPUセンサーを新たに搭載。ユーザーの声を正確に拾い、ディープニューラルネットワーク(DNN)アルゴリズムにより周囲の雑音と声を識別。騒がしい環境でも相手にクリアな音声を届けられる。
バッテリーは、イヤホン単体で最大4.5時間(ANC使用時)または最大6時間(ANCオフ時)の連続再生が可能。充電ケース併用で最大36時間の再生が行え、さらに超急速充電にも対応。5分間の充電で約2.5時間(ANCオフ時)の音楽再生が可能となる。
そのほか、マルチポイント接続にも対応し、最大2台のデバイスを同時接続可能。たとえばパソコンで音楽を再生中にスマートフォンの着信があれば、自動で接続を切り替えられる。防塵防水性能はIP54に準拠し、突然の雨や運動時の汗にも安心して使用できるとしている。































