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Cerevo、カレンダーに連動して自動で鳴る大音量アラーム「cloudiss」
（2015/11/16 15:38）
Cerevoは16日、iOS端末と連携して自動で鳴る時刻を設定する大音量アラーム装置「cloudiss」（クラウディス）を発表した。11月中に出荷予定で価格は1万2800円（税別）。同社直販サイト「Cerevo official store」のほか、ツクモなどの量販店でも取り扱われる。
「cloudiss」はアラームに特化した充電式のIoT機器。スティック型の本体で、アルミ削りだしボディにウォールナット材のキャップで仕上げられ、デスク上などで違和感の無いデザインとなっている。キャップをひねることで充電用のmicroUSB端子と電源ボタンがせり出す。
専用iOSアプリを介してGoogleカレンダーとの同期に対応。毎回手動で設定することなく、Googleカレンダーで設定した予定の時刻にあわせてアラームを鳴らすことができる。カレンダー連携では、支度時間や移動時間を考慮して鳴らす時間を前倒しするオフセット機能に対応。従来のアラームのように時刻で設定することもできる。一度設定を行えば、スマートフォンの電池が切れていてもアラームは駆動する。
アラームは最大音量の場合、iPhone 6の3倍以上の音量で鳴る。本体を激しく振らないとアラームが止まらない仕組みになっている。止める際に振る回数と強さはアプリから設定できる。回数は「イージー・ノーマル・ハード」の3段階、強さは「イージー・ノーマル・ハード・ベリーハードの4段階」。説明担当者によると、回数の「ハード」は振り方にもよるが80回、強さの「イージー」は加速度で2G程度、「ベリーハード」で7G程度に設定されているという。振らなかった場合は15分で自動停止する。アラームを振って止めた後、スマートフォンが予定を音声で読み上げる。
250mAhのバッテリーを搭載し、2時間30分の充電で毎日2分間アラームを利用した場合、21日間連続動作する。iOS端末との接続はBluetooth Low Energyを利用。専用アプリはiOS 8.3以上に対応。本体サイズは約36.5×91.5mm、重さは約51g。
Cerevoでは今後、同製品専用のウッドスタンドを提供する予定。スタンドに置くと、前面に音を反響させてさらに大音量で鳴らすことができる。また、Andorid版アプリの提供について、Cerevo代表取締役の岩佐琢磨氏は「前向きに検討したい」とコメントした。
