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ソフトバンク宮川社長「ペイトクの魅力を高める」、料金プラン改定を示唆

ソフトバンク宮川社長「ペイトクプランの魅力を高める」、これからはワイモバイルとのブランド間比率を重視に

 ソフトバンク代表取締役社長の宮川潤一氏は、2025年3月期第2四半期決算説明会で、ソフトバンクとワイモバイル双方のブランドに触れ「ペイトクプランなどの評価も高く、徐々にソフトバンクへの移行が増えてきた。継続できるようにがんばる。もはや純増だけを追いかける形ではない時代に入った。構造転換していく」とコメントした。

 質疑で宮川氏は「(契約者数を)追いかけて無駄な獲得コストを打ち込むより、自分たちの(料金プランの)中身を改善した方が良いだろう」と説明。中容量帯メインのサブブランドである「ワイモバイル」からメインブランドの「ソフトバンク」への移行に投資していくよう、中長期的に会社の構造を変えていくとした。

 ワイモバイルからソフトバンクへ移行するユーザーには、「データ容量無制限」と「PayPay還元での実質値下げ」のどちらかを魅力に感じていることがある、と分析し、“無制限”と“実質値下げ”の2つの要素をどちらも取り込めるよう、料金プラン「ペイトク」の魅力を磨きたい、と語った。

 なお、具体的な時期については「ちょっと内緒でございます」(宮川氏)と濁した。