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UQ、4×4 MIMOで下り220Mbpsのルーター「WX01」
(2015/1/15 11:00)
UQコミュニケーションズは、理論値で下り最大220Mbpsの速度に対応するモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX01」を3月上旬に発売する。UQオンラインショップでの価格は、対応プランと「UQ Flatツープラス おトク割」適用時で2800円(税抜、以下同)。クレードルセットは4800円。
「Speed Wi-Fi NEXT WX01」は、通信方式としてWiMAX 2+とWiMAXの両方に対応したNECプラットフォームズ製のモバイルWi-Fiルーター。「au 4G LTE」には対応しない。下り220Mbpsに対応するモデルとして、新たに製品シリーズの名称が「Speed Wi-Fi NEXT」となっている。
UQコミュニケーションズが対応を進める4×4 MIMOに対応。WiMAX 2+における4×4 MIMOは全国一斉展開で、端末発売と同時に利用できる。対応エリアはWebサイトで案内される。
基地局および端末のアンテナがそれぞれ4本になることで、4×4 MIMOとして通信速度が理論値で下り最大220Mbpsになる。同社では、モバイル通信分野において、4×4 MIMOに対応したモバイルWi-Fiルーターは世界初としている。
省電力設定を変更することで、従来と同じ2×2 MIMOに固定することもでき、この場合は通信速度が下り最大110Mbpsになる。
WiMAX 2+で下り最大220Mbps、WiMAXでは下り最大40Mbps(帯域幅の変更により13.3Mbpsに低下する予定)をサポート。通信モードは変更できず1種類のみで、状態の良いほうの通信方式を利用する。
上りの通信速度はWiMAX 2+で最大10Mbps、WiMAXで最大15.4Mbps。
本体にはディスプレイと操作ボタンを搭載。スマートフォンアプリからの遠隔操作で「Wx01」の設定を確認・変更することや、端末をリモート起動させることができる。
Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4/5GHz)に対応。Wi-Fiの同時接続台数は10台。Bluetoothテザリングもサポートしており、Wi-Fi利用時よりも端末間の通信速度が低下するものの、省電力で長時間駆動させることが可能になっている。
バッテリー容量は2500mAhで、取り外しが可能。Wi-Fi利用時の連続通信時間(暫定値)はWiMAX 2+(4×4 MIMO)で約6.5時間、WiMAX 2+(2×2 MIMO)で約8.5時間、WiMAXで約11時間。Bluetoothテザリング利用時の連続通信時間(暫定値)はWiMAX 2+(4×4 MIMO)で約8時間、WiMAX 2+(2×2 MIMO)で約10.2時間、WiMAXで約13時間。
連続待受時間(暫定値)は休止状態(リモート無)で約600時間、休止状態(リモート有)で約400時間、ウェイティングモードで約35時間。
大きさは約109×66×9mmで、重さは約97g(いずれも暫定値)。ボディカラーはディープブルー、パールホワイトの2色。オプションとしてホームルーターとしても利用できる充電用クレードルがラインナップされる。
料金プランは既存の「UQ Flatツープラス」のほか、2月20日から提供される「UQ Flatツープラス ギガ放題」を契約できる。ギガ放題はおトク割を適用すると月額4380円で、月間の通信容量が無制限となっている。
同社では、WiMAX対応ルーターからWiMAX 2+対応ルーターに変更を促す「WiMAX 2+史上最大のタダ替え大作戦」を実施しているが、「WX01」はこのキャンペーンの対象機種に含まれる。