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Bluetooth 6.1発表 プライバシーや電力効率が向上
2025年5月12日 15:08
Bluetooth SIGは、次世代のBluetooth規格「Bluetooth 6.1」の仕様を発表した。端末のプライバシー保護と電力効率の向上を目的とした新機能として、「Randomized RPA Updates(ランダム化されたRPAの更新)」が導入される。
ランダム化されたRPA更新機能は、RPA(Resolvable Private Address:解決可能なプライベートアドレス)の変更タイミングをランダム化するもの。これにより、第三者による端末アクティビティの長期的な追跡が困難になるという。さらに、アドレス変更の処理をコントローラー側に任せることで、バッテリーの消費を抑え、寿命の延長にも貢献する。