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マツダ、スマホ連携の車載システムを新型アクセラから搭載

新型「マツダ アクセラ」
新世代カーコネクティビティシステム「Mazda Connect(マツダ コネクト)」

 マツダは、スマートフォンなどの通信技術を、自動車に適した形で提供する新世代カーコネクティビティシステム「Mazda Connect(マツダ コネクト)」を、今秋発売の新型「マツダ アクセラ」から搭載する。また、車載システムにおける情報量が増えても、前を向いて安全に運転できる、独自のHMIコンセプト「Heads-Up Cockpit(ヘッズアップ コクピット)」に基づく、走行安全性を最優先した運転環境を同車種から採用する。

 マツダは、「Mazda Connect」の機能のひとつとして、自動車用ウェブコンテンツのクラウド・プラットフォームであるAha by HARMANと世界で初めてグローバルな利用契約を結び、Ahaの全参入市場で同サービスを利用できるようにした。Ahaは、アクセラの発売と同時に日本および複数のアジア・中南米諸国に新規参入するとの方針。アクセラは、Ahaや、スマートフォンと連携してインターネットラジオなどを利用できる車載器を標準装備した初の車種になる見込みだ。

 Ahaは、車内でのインターネットラジオ、ポッドキャスト、オーディオブック、SNS、各種LBSなど、世界40,000局以上のウェブコンテンツを、安全に自動車に提供するクラウド・プラットフォームで、アプリ「Aha radio(アハ ラジオ)」をダウンロードしたスマートフォンをクルマに接続して使用する。すでに欧米を中心とする世界50カ国以上で、10社以上の自動車メーカーと提携している。

 「Mazda Connect」の対応アプリやサービスは、今後も順次拡充予定となっている。

川崎 絵美