ニュース

KDDIが「live earth」の提供を終了、NPOに移管し無料サービスに

 KDDI、沖縄セルラーは、主にフィーチャーフォン向けに提供しているサービス「live earth」の提供を10月31日に終了する。一般社団法人Think the Earthとの協業で提供してきたサービスだが、11月上旬より運営がThink the Earthに移管、無料サービスとして提供は継続される。

 「live earth」は、1日4回更新される雲の画像を反映させた地球を表示し、世界時計や待受アプリとして利用できるサービス。月額105円の有料サービスも用意されており、売上の一部はThink the Earthへの協賛金となり、環境・社会貢献活動に定期的に寄付されるなどしてきた。サービス終了時点で貯まっている協賛金は、「live earth」のWebサイトにてユーザーによる寄付先の選定も実施される。

 KDDIが提供を終了することで、有料会員に対しては自動的に退会手続きが行われる。11月以降、前述の通りThink the Earthから引き続き無料サービスとして提供されるが、雲画像コメントの閲覧や台風情報など一部の機能は利用できなくなる。

太田 亮三