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IIJmio ギガプランで名義変更/譲渡がスタート、データ容量や契約期間は引き継がれる?

IIJmio ギガプランで名義変更/譲渡がスタート

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は18日、MVNOサービス「IIJmio」のギガプランで、既存契約の名義変更(譲渡)機能の提供を開始した。手数料は1プラン/1回線につき1100円で、新しい契約者に請求される。

 これにより、これまで別々の契約だった回線を1つの名義にまとめたり、同じ名義で契約する回線の一部を分けたりできる。変更先の新しい契約者が18歳未満の場合は申し込めない。

引き継がれるもの/引き継がれないもの

 名義変更で引き継がれるものは、料金プランや提供されていたキャンペーン、通話定額オプションなどの音声オプション。通話明細やデータ量(5Gオプションやデータ容量シェア機能など)もそのまま引き継がれる。

 また、利用期間も新しい契約者に引き継がれる。

 一方で、利用者情報やモバイルオプションは引き継がれない。

データシェアなどは利用できなくなる

 なお、契約を分離するかたちとなるため、名義変更した際は、同一mioID間でデータ容量をシェアできる「データ容量シェア機能」や「データ容量プレゼント機能」は利用できなくなる。

名義変更はオンラインで

 名義変更は、IIJmioの会員専用ページから申し込める。申込後、専用URLが発行されるため、新しい契約者は専用URLにアクセスし、契約情報の入力や本人確認(eKYC)を行い契約する。SIMカードはそのまま使用できる。

 なお、回線の引き継ぎは本人確認後数日~最大14日程度で完了する。最低利用期間中は、回線を引き継げない。