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楽天シンフォニー、ウクライナでOpen RAN実証テストへ

 楽天シンフォニーとキーウスター(Kyivstar)は、ウクライナ国内でのOpen RANの実証テストにおいて、開始段階に入ったと発表した。

 キーウスターは、楽天シンフォニーのRANポートフォリオのソフトウェアおよび、「Rakuten Cloud-Native Platform」を利用し、Open RANの実証テストを行う。本テストは、VEONとキーウスターが約2400万人のモバイル加入者に対して高性能な接続を提供し、ウクライナにおいてデジタルインフラを展開することを目的としている。

 楽天シンフォニーの代表取締役会長である三木谷氏は、「楽天はウクライナの復興を支援し、同国の長期的なデジタルロードマップを支えるインフラ構築において重要な役割を果たすことができることを誇りに思います」とコメントしている。

 VEONのGroup CEOであるカーン・テルツィオール氏は、「楽天グループとの協業により、同社の最先端技術と専門知識をウクライナのデジタル接続分野に導入できることを大変嬉しく思います。国内でのテストの開始は重要なマイルストーンであり、この成功が両社のさらなる協業関係の発展につながることを期待しています」とコメントした。