Arm、アストンマーティンF1との提携でレーサー育成に貢献

　Armは、モータースポーツの公平性および包括性を推進するため、Aston Martin Aramco Formula One チームとの複数年における提携を結ぶと発表した。

　Armの最先端のAI技術を活用し、モータースポーツで必要なエンジニアリングなどの技術や知識を身につけ、次世代のレーサーを育成する。この提携により、技術分野における男女格差の解消に貢献し、女性のレーサーを育てることを目的としている。

　F1 アカデミーの責任者であるジェシカ・ホーキンス氏は、Arm の公式アンバサダーとして参加し、自身も女性初のF1ドライバーになることを目指しているという。

　Armの最高マーケティング責任者であるアミ・バダニ氏は、今回の提携とそれがモータースポーツにもたらす影響について、「提携の当初から、Armとアストンマーティン・アラムコは公平性と包括性に関する価値観を共有し、テクノロジーの革新に対して同様の情熱を抱いていることは明らかでした。この新しい提携で協力することで、私たちはこの2つの分野に有意義な影響を与えることができるでしょう」と話している。