「Galaxy Tab S10 Ultra/S10+」発表、Galaxy史上初の“AIプレミアムタブレット”

　サムスン電子ジャパンは、Androidタブレットの新製品として「Galaxy Tab S10 Ultra」「Galaxy Tab S10+」を発表した。10月3日に発売される。

　Galaxy Tab S10 Ultraの価格は、16GB＋1TBモデルが29万9750円、12GB＋512GBモデルが24万8600円、12GB＋256GBモデルが21万9120円。

　Galaxy Tab S10+の価格は、12GB＋512GBモデルが21万6480円、12GB＋256GBモデルが18万7440円。

Galaxy Tab S10 Ultra

「Galaxy Tab S」シリーズ史上最薄のタブレット

　「Galaxy Tab S10」シリーズは、Galaxy史上初とうたわれる“AIプレミアムタブレット”として発売される。本体の厚さはGalaxy Tab S10 Ultraが5.6mm、Galaxy Tab S10+が5.4mmで、「Galaxy Tab S」シリーズ史上最薄となる。

パフォーマンス

　チップセットは両機種共通で「MediaTek Dimensity 9300+」を備える。「Galaxy Tab S9」シリーズと比べ、CPUで17％、GPUで27.5％、NPUで13.5％の性能向上を実現した。

　ベイパーチャンバーにより、「Galaxy Tab S9」シリーズとの比較で1.48倍効果的な冷却が可能となっている。

　IP68相当の防水防塵性能を備える。また、アーマー・アルミニウムの機能改善により、硬度は10％アップした。

ディスプレイ

　ディスプレイの大きさはGalaxy Tab S10 Ultraが14.6インチ、Galaxy Tab S10+が12.4インチ。120HzのリフレッシュレートやHDR 10+に対応し、なめらかで美しい映像を楽しめる。

　反射防止機能も備え、太陽光の下でも高い視認性を保てるという。

AI機能

　「Galaxy Tab S10」シリーズ向けのGalaxy AIの新機能として提供されるのは、「かこって検索」の「宿題」機能、AI Keyの「AIキー搭載キーボード」機能、インテリジェントサウンドの「ダイアログブースト」機能。また、壁紙では「今の天気壁紙」を利用できる。

　「かこって検索」の「宿題」機能は、数学や理科の問題を解くための“相棒”とも言える機能。幾何学の問題などを含め、問題の解き方を調べられる。

　「AIキー搭載キーボード」機能では、オプションとして発売されるキーボードカバーのAIキーから、AIアシスタント「Gemini」を起動できる。

　「ダイアログブースト」は、音声とBGMを認識して動画の音量を分析する機能。声の音量のみをコントロールしてクリアな音声を実現する。NetflixやYouTubeといった動画ストリーミングサービスのほか、ギャラリーのビデオにも対応する。