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ドコモとKDDI、楽天モバイルも東北の大雨による通信障害から回復

ソフトバンクは29日に回復済み

 NTTドコモ、KDDI、楽天モバイルはそれぞれ、東北地方の大雨による通信障害から回復したことを発表した。

 なお、ソフトバンクは29日13時50分に回復していた。

NTTドコモ

 NTTドコモでは、26日未明に障害が発生し、30日11時40分ごろに復旧した。

 秋田県と山形県の一部において、ドコモおよびドコモ回線を利用するMVNOの通信サービスが利用できない、または利用しづらい状況となっていた。

 原因は、大雨による停電や、伝送路の断線など。

 応急復旧によるサービスを提供しているため、一部エリアでは利用しづらいまたは通信速度が遅い場合がある。また、利用しづらい状況が続く場合、機内モードのオン/オフや端末の再起動を行うと改善することがあるとする。

KDDI

 KDDIでは、25日17時ごろに障害が発生し、29日12時58分に復旧した。

 影響を受けたエリアは、秋田県の由利本荘市、北秋田郡上小阿仁村と、山形県の酒田市、最上郡。au、UQ mobile、povo、そしてau回線を利用するMVNOの通信サービスが利用できない、または利用しづらい状況となっていた。

 原因は、大雨による停電や、伝送路の故障などとしている。応急復旧によるサービスを提供しているため、一部エリアでは利用しづらいまたは通信速度が遅い場合がある。

楽天モバイル

 楽天モバイルでは、26日0時32分ごろに障害が発生し、29日12時58分ごろに復旧した。

 影響を受けたのは、山形県酒田市。スマートフォンの「Rakuten最強プラン」、Wi-Fiルーターの「Rakuten最強プラン」「Rakuten Turbo」において、通信サービスが利用できない、または利用しづらい状況となっていた。

 原因は、大雨による停電や、伝送路の故障など。利用しづらい状況が続いている場合、機内モードのオン/オフや機種の再起動を行うことで改善することがあるとしている。