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「motorola edge 50 pro」発表、新AI機能で新たなユーザーつかむ
2024年7月4日 00:00
モトローラ・モビリティ・ジャパンは、新型Androidスマートフォン「motorola edge 50」を発表した。7月12日に発売される。公式ECなどでSIMフリー版が発売されるほか「motorola edge 50s pro」がソフトバンクから発売される。MVNOではIIJmioが取り扱う。
SIMフリー版 | ソフトバンク版 | |
OS | Android 14 | ← |
チップセット | Snapdragon 7 Gen 3 | ← |
ディスプレイ | 約6.7インチ(pOLED、Super HD、144Hz) | ← |
メモリー | 12GB | 8GB |
ストレージ | 256GB | ← |
外部ストレージ | 非対応 | ← |
4G | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B39/B40/B41/B42/B66 | B1/B3/B8/B11/B18/B19/B26/B28/B41/B42 |
5G | n1/n3/n5/n8/n28/n41/n66/n77/n78 | n1/n3/n8/n28/n41/n77/n78 |
SIM | nanoSIM/eSIM | ← |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax | ← |
Bluetooth | 5.4 | ← |
カメラ | 約5000万画素(メイン)/約1300万画素(超広角+マクロ)/約1000万画素(3倍光学望遠) | ← |
サイズ | 約161.23×72.4×8.19mm | 約162×73×82mm |
重さ | 約186g | ← |
防水防塵 | IP68 | ← |
生体認証 | 指紋/顔 | ← |
おサイフケータイ | あり | ← |
カラー | ブラックビューティ、リュクスラベンダー | ブラックビューティ、リュクスラベンダー、バニラクリーム |
AI機能を全面に押し出し
発表の場には、モトローラ・モビリティ・ジャパン 代表取締役社長の仲田正一氏が登壇。ユーザー第一主義を掲げて「製品」「ソフトウェア体験」「戦略的パートナーシップ」「ブランド」「B2B」を戦略の5本柱と銘打つ。
今回発表された、motorola edge 50 proは「製品」の柱を担う。「スマートフォンはただの電話するだけの機械ではなく、非常に大切なツール」として、テクノロジーとライフスタイルの融合が重要で、モトローラとして「ライフスタイルテック」と名付けている。
AIについても開発を続けており、今回の新製品でのユニークな機能としては、撮影した写真などをもとに壁紙を生成する機能を搭載した。気に入った服を壁紙にするという発想で、日常生活を楽しむ機能として提供する。衣服以外にも撮影した写真・画像などから壁紙を生成できる。カメラ撮影では、白飛びや手ブレの防止などでAIを活用しているという。
このほかにも、特定のアプリの通知をオフにして仕事とプライベートを切り替えることをサポートする機能も備えられている。おサイフケータイにも対応するほか、マイナンバーカード搭載も対応に向けて動く。
国内外で大きく成長
モトローラの事業は堅調に推移しており、2023年度の国内における出荷台数は前年比で135%増。SIMフリー市場では第3位の位置に着けている。検索ボリュームとしても前年比55%増と知名度のうえでも徐々に浸透しつつある。
仲田氏は「さまざまな市場のニーズをとらえられる製品を提供できた」とその要因について見解を示した。同社では「moto g」シリーズのほか、「edge」シリーズ、「razr」シリーズを投入しており、キャリアモデルとしても端末を供給していることから、それらも伸びにつながったとする。2024年度もすでにmoto gシリーズが好調ともいい、今回の新機種にも期待感を示した。
グローバルでも、拠点を置く北米で第3位、中南米地域では第2位のシェアと地位を固めており、そのほかの地域でも出荷台数を伸ばしている。
仲田氏は「今年度、事業を飛躍的に進化させるために『motorola edge』シリーズで新たなユーザーの獲得に務める」と、さらなるシェア拡大への熱意を示す。今回の新製品は、MNOではソフトバンクから、MVNOではIIJmioから独占的に発売される。公式ECなどでSIMフリーモデルも発売される予定。