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音声記録管理サービス「CLOVA Note β」に"えー” ”あのー”を省く新機能

 LINE WORKSは、AI活用の音声記録管理サービス「CLOVA Note β」で、「あのー」「えー」といったつなぎ言葉(フィラー)や、言い淀む場面などを文字起こしに含まないようにする、「フィラーや言い淀み除去機能」の提供を開始した。

 「CLOVA Note β」は、高精度のAI技術を活用した無料の音声記録管理サービス。最大180分の音声を文字に変換でき、対応言語は日本語、英語、韓国語。そして、今回新たに「フィラー・言い淀み除去機能」が追加された。

 話す際につい出てしまう「えー」「あのー」といった言葉は、フィラーとも呼ばれる。今回、Clova Noteでは、日本語に特化した汎用大規模言語モデル(RoBERTa)を活用したとのことで、フィラーや、言い淀みをAIが自動的に見つけ出して、取り除くしくみに仕上げた。

 本来であれば、文字起こしの際に「あのー」などもテキストに含まれることがあるが、不要な言葉となれば、自動的に削除され、より自然なテキストになる。ただし、「あの」や「その」のような指示代名詞が、重要な単語の場合、誤って削除されないよう、文脈にあわせたテキストを保持するか、あるいは除去するのか、判断されるよう調整されているという。