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小中高生のロボット大会「FIRST LEGO League」の全国大会、東京大学で12日

 青少年科学技術振興会(FIRST Japan)は、FIRST LEGO League(FLL)の全国大会を東京大学本郷キャンパス(東京都文京区)で2月12日に開催する。小学1年~高校1年までの合計56チームが参加する。

 「FIRST LEGO League」は、9歳~16歳までを対象にした国際的なSTEAM(科学、技術、工学、芸術、数学)教育プログラムで、世界110カ国以上で展開されている。自律型ロボットを用いたミッション攻略ゲームや、大会テーマにあわせて社会問題の解決策を提案するプレゼンテーションなどを通じ、チームワークと創造性の発揮を図っている。

自律型ロボットを用いたミッション攻略ゲーム
社会問題の解決策を提案するプレゼンテーション

 国内大会を勝ち抜いたチームには、米国やノルウェー、オーストラリア、ブラジルで開催される世界大会への挑戦権を獲得できる。FLLは、小学1年生~3年生までの「FLL Explore」と小学4年生~高校1年生までの「FLL Challenge」と2つのカテゴリーがあり、同大会では北海道から沖縄までの予選大会に勝ち抜いたそれぞれ16と40のチームが出場。7つの日本代表チーム枠が選出される。

 今回の大会テーマは「アート×STEM」、タイトルは「MASTERPIECE」を掲げている。大会には、クアルコム(Qualcomm)やチームラボなどが協賛している。