アップルからiPhone向け新アプリ「ジャーナル」、日々の記録に役立つ機能を搭載

　米アップル（Apple）は、iPhone向けの新たなアプリとして「ジャーナル」の提供を開始した。iOS 17.2から利用できる。

　「ジャーナル」は、心身の健康を改善するとされるジャーナル記録を通じ、日々のできごとの記録や振り返りを促すアプリ。テキストのほか、ビデオや音声、位置情報などの情報を加えられる。また、ニュース記事や音楽、ポッドキャストなどのコンテンツをほかのアプリからジャーナルアプリに挿入できる。

　デバイス上の機械学習により、個人のアクティビティに合わせた提案が表示される。また、ジャーナル記録の習慣化に役立つ通知機能も用意されている。ユーザーは、過去の記録にブックマークをつけたり、場所などの情報で絞り込んだりできる。

　iPhoneがパスコードでロックされている場合、ジャーナルアプリ上に作成した情報は暗号化される。アプリをロックする手段として、デバイスのパスコード、Face ID、Touch IDを活用できる。作成されたすべてのジャーナルは、iCloudへの保存時にエンドツーエンドで暗号化され、ユーザー以外はアクセスできない。