「Apple Pencil（USB-C）」登場、価格や機能は旧世代とどう違う？

　アップル（Apple）は17日、新製品として「Apple Pencil（USB-C）」を発表した。価格は1万2880円で、11月上旬から販売される。

　USB-Cポートを搭載した新たなモデルは、従来モデルであるApple Pencilの第1世代や第2世代とどう違うのだろうか。本稿では価格や機能をまとめた。

価格

　Apple Pencil（USB-C）の価格は1万2880円で、第1世代（1万4880円）や第2世代（1万9880円）より安い価格設定。アップルでは、「最も手に入れやすいApple Pencil」とアピールしている。

　一方で、第1世代や第2世代が対応している筆圧検知に対応していないなど、機能面で差異がある。

機能や対応機種

　機能面で最も充実しているのは、「究極のApple Pencil体験を」とうたうApple Pencil（第2世代）。3モデルのなかで唯一、ワイヤレスでのペアリングと充電や、ダブルタップによるツール切替に対応する。自分だけのApple Pencilにできる、無料の刻印サービスも提供されている。

　Apple Pencil（USB-C）とApple Pencil（第1世代）を比べた場合、先述の通りUSB-Cモデルは筆圧検知に対応していない。一方、第1世代は筆圧検知に対応しているが、マグネットでの取り付けや、iPad Proでのポイント機能が利用できない。

　アップルでは、USB-Cで充電とペアリングを行えるApple Pencil（USB-C）について、iPad（第10世代）ユーザーに最適とアピール。

　Apple Pencil（USB-C）は、iPad（第10世代）、iPad Air（第4世代と第5世代）、11インチiPad Pro（第1世代、第2世代、第3世代、第4世代）、12.9インチiPad Pro（第3世代、第4世代、第5世代、第6世代）、iPad mini（第6世代）を含む、USB-Cポートを備えたすべてのiPadに対応する。