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iPhone 15シリーズはUSB-C対応! それでも買う前に絶対知っておきたい「USBバージョン」の違い

 13日、アップルは新型スマートフォン「iPhone 15」シリーズを発表した。歴代モデルから打って変わって充電端子にはUSB Type-C(USB-C)が採用されている。

 これまで、iPhoneでは独自規格であるLightning端子を採用し続けてきたアップルだが、iPhone 15シリーズではUSB-Cに変更された。スマートフォンなどの充電端子をUSB-Cに統一するEUでの規制への対応のためとみられる。

 全モデルがUSB-C対応となるiPhone 15シリーズだが、その仕様は一部異なっている。具体的にはiPhone 15/15 PlusはUSB 2、上位モデルのiPhone 15 Pro/15 Pro MaxがUSB 3と対応する規格に差異がある。パソコンなどと接続してデータを扱うときには、USB 2ではデータ転送速度が最大で480Mb/s、USB 3では最大10Gb/sと、大きな違いが出てくる。

 いずれのモデルも「DisplayPort」での映像出力に対応するほか、Apple WatchやAirPodsの充電にも対応する。どのiPhoneを買うか選ぶときには、USB規格による違いもひとつの材料として頭の片隅に留めておいたほうがよさそうだ。