11インチ「Google Pixel Tablet」登場、スピーカー＆充電の2in1ホルダーも用意

　グーグル（Google）は、Androidタブレット「Google Pixel Tablet」を発表した。6月20日にGoogle ストアなどで発売され、価格は充電スピーカーホルダーとのセットで7万9800円～。予約は5月11日から受け付ける。

　充電スピーカーホルダー単体で購入する場合の価格は1万7800円で、「Google Pixel Tablet」専用ケース（1万2800円）もオプションとして用意される。

　「Google Pixel Tablet」は、室内での利用を主に想定して開発されたタブレット。背面にはグーグル独自のナノセラミックコーティングが施され、手に持ったときにすっとなじむ。

　カラーはPorcelain、Hazelの2色。後述する充電スピーカーホルダーも、同じくPorcelain、Hazelの2色展開となる。

　チップセットとして「Google Tensor G2」を搭載。約11インチのLCDディスプレイ（2560×1600）や、通話用に最適化されたフロントカメラなどを備える。

　27Whのバッテリーを内蔵し、最大12時間の動画ストリーミングを楽しめるという。メモリー（RAM）は8GB、ストレージ（ROM）は128GBと256GBが用意される。

　ビデオ会議ツール「Google Meet」では、話者が移動しても自動でフレームに収まる機能や、明るさの自動調整機能、360度のカスタム背景などを利用できる。

　また、音声によってハンズフリーで入力できる機能も導入された。大画面を活用した画面分割とあわせて、作業効率のアップに寄与する。

　50以上のグーグルのアプリに加え、Spotifyなど一部サードパーティー製のアプリも、大画面用に最適化されている。

　大きさは258×169×8.1mm、重さは493g。USI 2.0のタッチペンやWi-Fi 6、Bluetooth 5.2をサポートする。最低5年間のセキュリティアップデートが提供される。

充電スピーカーホルダー

　43.5mmフルレンジスピーカーを内蔵した充電スピーカーホルダーには、マグネットで「Google Pixel Tablet」を固定できる。「Google Pixel Tablet」と接続した場合に、迫力のある音楽再生が実現する。

　充電スピーカーホルダーを使った場合の最大充電速度は15W。「Google Pixel Tablet」のバッテリーを保護するため、90％を上限として充電する機能なども用意されるという。

　グーグルでは、「Google Pixel Tablet」を充電スピーカーホルダーに固定し、デジタルフォトフレームとして使うことなどを想定。また、新しい「Google Home」アプリが用意され、スマートホーム製品などをコントロールしやすくする。

　「Google Pixel Tablet」のケースはマグネットを備えており、ケースをつけた状態でも充電スピーカーホルダーに固定できる。