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新「Twitter API」あらためて発表、既存のAPIは30日以内に廃止

 Twitterは、アプリケーションからTwitterへの投稿や読み込みができるTwitter APIの新プランを発表した。投稿専用の無料(Free)プランや月100ドルの基本(Basic)プラン、大規模なアプリケーションを運営する企業(Enterprise)プランが用意されている。

無料プラン(v2)

 「Free」は、Twitterへの投稿のみできるAPI。1カ月あたり最大1500ツイートまで投稿できる。

 1つのアプリIDが用意され、無料で利用できる。

基本プラン(v2)

 「Basic」は、趣味やアプリのプロトタイプ向けのプラン。2つのアプリIDが用意され、1ユーザーあたり月間3000ツイートの投稿、1アプリあたり月間5万ツイートの投稿ができる。また、ツイートの読み込みは、月間最大1万ツイートまで。

 利用料は、月額100ドル。

企業プラン

 「Enterprise」は、企業や大規模な商業プロジェクト向けのプランで、専任のアカウントチームによるマネージメントが受けられる。読み込みや投稿以外にも、リプライやエンゲージメントの確認などさまざまな機能が利用できる。

 利用料は、月額制のサブスクリプション方式としているが、金額は明示されていない。

既存APIは今後30日で廃止

 なお、Standard(v1.1)、Essential(v2)、Elevated(v2)、Premiumなど既存のAPIは、今後30日で廃止されるとし、早めに新APIに移行するように案内している。

 教育向けの「Academia」は、今後のサービス提供に向けて新しい方法を検討しているとしており、当面の間は新プランへの移行を検討してほしいとしている。

 TwitterのAPIを巡っては、2月に既存APIの無料アクセスを廃止し、有料プランが設けられることを発表していたが、延期されていた。今回、あらためて新APIプランが発表されたかたちとなる。