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「ChatGPT」で20日に障害、一部ユーザーの情報流出も

 OpenAIは、「ChatGPT」におけるバグにより、一部のユーザーの情報が流出したことを明らかにした。現在はパッチが適用されており、バグは解消されている。

 OpenAIによれば、3月20日のオープンソースライブラリのバグにより、一部のユーザーがほかのユーザーのチャット履歴のタイトルを見られる状態にあった。そのため、ChatGPTは一時的にオフライン状態にされた。

 追加調査の結果、このバグが原因で、特定の9時間の間にアクティブだった「ChatGPT Plus」加入者のうち、1.2%の加入者の支払関連情報が流出した可能性があることも判明した。3月20日18時~21日3時(日本時間)の間にサブスクリプション状況を確認したユーザーなどに対し、ほかのユーザーの情報が表示された可能性があるという。

 流出した可能性がある情報は、ユーザーの氏名やメールアドレス、クレジットカード番号の下4桁や有効期限など。クレジットカード番号の全桁が流出することはなかったとされている。

 OpenAIは、情報が流出した可能性がある利用者に対して「連絡済み」とし、信頼回復に向けて真摯に取り組むとしている。