ニュース

プロジェクト採択でサムスンから最大500万円支給、期間限定でプレエントリーを受け付け

 サムスン日本研究所は、サムスン電子とパートナー企業が協力してアイデアを実現するためのプログラム「Samsung Mobile Advance 2023」への提案を受け付けしている。エントリー締切は3月31日で、応募はオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」を利用して募集している。

 正式エントリーの締切に先立ち、簡易な入力で正式エントリーへ向けてサムスン日本研究所が無償でサポートする「3行だけでENTRY」を3月10日までの期間限定で実施する。

 提案するアイデアに対するアドバイスが欲しい、正式エントリーに必要なエントリーシート作成上の注意点が知りたいなど、エントリーを迷う人の疑問に対して、サムスン日本研究所のスタッフが親身にサポートするという。

 同プログラムは、サムスン電子が開発・製造するスマートフォン、スマートウォッチ、完全ワイヤレスイヤホン、XR関連製品などに新たな価値を創造し、ユーザーに新たな体験を提供することを目的に、2021年より世界各地点で開催されている。

 提案が採択されると最大500万円の助成金が支給され、概念実証の完了後には更なるパートナーシップや投資の機会につながるようなサポートが受けられるという。

 プログラムが求めるパートナー像は、スマートフォンの機能・性能のさらなる向上やヘルスケア領域の課題を共に解決したいパートナーや、サムスン電子が目指す世界観に共感できるパートナーなど。

 2023年3月10日にプレエントリーを、3月31日に正式エントリーをそれぞれ締め切った後、、5月8日に書類選考結果が発表される。5月17日~26日にピッチングが行われ、5月31日に最終選考が決定する。

 6月1日~7月31日にプロジェクト契約が締結され、8月よりプロジェクトがスタート、2024年の2月に韓国のサムスン電子本社のMX事業部に対してデモンストレーションが予定されている。