Snapchatが新機能「レイトレーシング」を発表、「Tiffany ＆ Co.」とのコラボレンズも

　Snapは、同社が運営するビジュアルコミュニケーションアプリ「Snapchat（スナップチャット）」において、新機能「レイトレーシング」を追加したことを発表した。また、新機能のレンズを用いた「Tiffany＆Co.」とのコラボレーションにより、「Tiffany Lock レンズ」が登場した。

　「Tiffany Lock レンズ」は、ティファニーロックのブレスレットをARで試着できる機能。レンズは、全世界のSnapchatユーザーにiOSとAndroidから提供されている。

　レンズは、Snapchatアプリの中央下にある虫眼鏡のアイコンをタップし、検索バーに「Tiffany Lock」と入力することで使用できる。

　レイトレーシングとは、デジタルオブジェクトに光を反射させることで、AR体験をさらにリアルにする機能。現実世界での光の動きをシミュレートするレンダリング技術により、ARオブジェクトが周囲の光をデジタルサーフェスに反射させることを可能にする。

　今回の技術導入により、光が反射し、その表面に映し出されるシーンやオブジェクトが、登場するレンズの品質やレンダリングを向上させる。

　Snapは、ARクリエイター向けにレイトレーシングのソフトウェア機能を提供した初の企業であるという。