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トビラシステムズが提供する広告情報データベースを「mineo」の「広告フリー」で活用

 トビラシステムズが提供する広告情報データベースが、3月1日からオプテージの携帯電話サービス「mineo」で提供開始される新機能「広告フリー」で活用される。

 オプテージの「広告フリー」機能は、携帯電話サービス「mineo」の基本データ容量で選ぶプラン「マイピタ」において提供される。Web閲覧時の広告表示にかかるパケットをデータ使用量としてカウントしないことで、基本データ容量を無駄なく利用できるよう利用者に還元する。

 トビラシステムズが保有する広告情報データベースに蓄積された情報を、オプテージに提供し、広告にかかるパケットを通信量にカウントしない仕組みを実現したという。

 トビラシステムズが提供する広告ブロックアプリ「280blocker」は、ブラウザやアプリ上の広告を非表示にすることで、スムーズなWeb閲覧を促進するほか、広告表示にかかる通信量を大幅に削減する。

提供の背景

 問題となっていたのが、Web広告によるデータ容量の圧迫であるという。格安スマホサービスにおいて、ひと月に利用できる基本データ容量に一定の制限があることで、利用者にストレスが生じていた。データ容量を圧迫する要因の一つになっているのが、Web閲覧中に意図せず表示される広告である。

 Webサイト閲覧中に自動表示される広告の増加や、アニメーションや動画などを使用した広告コンテンツのリッチ化が進んでいる。それに伴い、広告表示に多くのパケットが意図せず消費されることで、月末のデータ残容量不足などの問題が生じる。

 この問題を解決するために、本機能が提供されるという。