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「福利厚生にネトフリあります」が可能に、Netflixとベネフィット・ワンが提携

 ベネフィット・ワンは、Netflix(ネットフリックス)と業務提携し、企業向けの福利厚生パッケージサービス「Netflixプラン」を4月から提供する。6月には、ベネフィット・ワンの給与天引き決済サービス「給トク払い」でNetflixが割安な価格で利用できるサービスも提供する。

 福利厚生としてNetflixを利用できる取り組みは、世界で初めてのものになるという。

 ベネフィット・ワンは、140万件以上の優待サービスを展開する会員制福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」を提供している。2022年9月末時点で、団体数は1万5829団体、会員数は約1128万人。

 「Netflixプラン」では、「ベネフィット・ステーション」と、Netflixの「ベーシック」プランが利用できる。「Netflix得々プラン」では、先述の特典とあわせて、会員専用のポイント「ベネポ」5000円分が従業員に付与される。

 導入企業が負担する従業員1人あたりの料金は、「Netflixプラン」が月額1350円(税抜)、「Netflix得々プラン」が1850円(税抜)。Netflixの「ベーシック」プラン(通常利用料:広告つき月額790円、広告なし月額990円)から「スタンダード」(同月額1490円)「プレミアム」(同月額1980円)へのプラン変更については、従業員が差額を自己負担するかたちとなる。

 また、給与天引き決済サービス「給トク払い」での優待サービスが6月に開始される。ベネフィット・ワンの給与天引き決済サービス「給トク払い」を通じ、従業員がNetflixの料金を支払うと、月々の料金の10%が「ベネポ」で還元される。Netflixの「スタンダード」「プレミアム」プランが対象となる。