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YouTubeで再生ページのデザイン変更や新機能、今後数週間で徐々に公開

 YouTubeは25日、新しいデザインと新機能をリリースすると発表した。今後数週間かけて、すべてのユーザーに向けて徐々に公開される。

「お気に入りのコンテンツを見る」YouTubeの原点に立ち返る新デザイン

 日本版YouTube公式ブログは、ユーザーがYouTubeを訪れる理由は「お気に入りのコンテンツを見るため」とし、その原点に返って、動画の再生ページを見やすいよう改善したという。

 たとえば動画説明のYouTubeリンクをボタンに変更し、高評価、共有、保存の操作は、なるべく視聴の邪魔にならない形式にしたとしている。また、チャンネル登録ボタンも改善され、形が新しくなり、色は赤色から黒色になった。

「色」にこだわった新機能

 また、「色」にこだわった新機能も登場。動的カラーサンプリングを活用した「アンビエントモード」が採用された。「アンビエントモード」は、動画の内容に合った淡い色に画面の背景色が微妙に変化するというもの。Webサイト版とモバイル版の「ダークモード」で利用できるようになる。

 また、「ダークモード」の背景がさらに暗くなり、画面上の色がさらに鮮やかに見えるようにしたという。この機能は、Webサイト版、モバイル版、スマートテレビで利用できるようになる。

 動画の再生リストの色も同様に更新される。また、各再生リストについてより詳しい情報が表示されるため、見たい動画に簡単にアクセスできるようになるとしている。

「ピンチしてズーム」「再生位置の細かい調整」機能のリリース

 「ピンチしてズーム」機能では、AndroidやiOSのスマートフォンで動画を簡単にズームインやズームアウトができるようになる。指を放してもズームインやズームアウトの状態は保持される。

 「再生位置の細かい調整」機能は、シークバ―を上にスワイプすると、動画プレーヤーにサムネイルが1列に並んで表示されるというもの。