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グーグル、Android向けの10月のセキュリティパッチ情報を公開

 グーグル(Google)は、Android向けの2022年10月付のセキュリティパッチで修正されたセキュリティに関する情報を公開した。セキュリティパッチレベルは、「2022-10-01」と「2022-10-05」の2つ。

 最も深刻な問題としては「Framework コンポーネントの重大なセキュリティの脆弱性」が挙げられている。この問題では「追加の実行権限を必要とせずに、ローカルでの権限昇格につながる可能性がある」という。

 セキュリティパッチレベル「2022-10-01」では、フレームワークに関する6つの問題とメディアフレームワークの2つの問題、システムに関する7の問題が修正される。

 セキュリティパッチレベル「2022-10-05」では、カーネルに関する4つの問題、カーネルコンポーネントに関する1つの問題、イマジネーション・テクノロジーズに関する3つの問題、MediaTekコンポーネントに関する2つの問題、Unisocコンポーネントに関する11つの問題、クアルコムのコンポーネントに関する5の問題、クアルコムのクローズドソース コンポーネントに関する7つの問題が修正される。

 なお、グーグルは、脆弱性の問題について、「Androidプラットフォームの新しいバージョンでの機能強化により、Androidでの多くの問題の悪用がより困難になっている」とし、ユーザーには可能な限りAndroidの最新バージョンにアップデートするよう促している。