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アップルが「Apple Watch SE」新モデル発表

 アップルは、新型Apple Watch SEを発表した。発売日は9月16日。価格は3万7800円~。

強化されたプロセッサー

 Apple Watch SEではプロセッサーが強化され、旧型Apple Watch SEと比べ20%高速となるS8 SiPチップが搭載されている。

重大な自動車衝突事故の検知

 Apple Watch SEでは、新しく自動車での衝突事故の検知が可能となった。

 アップルは、専用衝突実験ラボで一般乗用車を使った正面衝突や追突、側面衝突、横転といった、実世界での衝突事故のシミュレーションでデータを集め、先進的なセンサーフュージョンアルゴリズムを開発した。

 このアルゴリズムは、Apple Watch SEに搭載される、Apple Watch Series 8と同等の256Gまで検出可能な高重力加速度センサー、4倍のサンプルレートとなった3軸ジャイロセンサーや、気圧計、GPS、マイクなどの情報を組み合わせ、衝突事故特有のパターンを検知する。重大な衝突事故を検出し、ユーザーからの反応がないとき、緊急通報サービスに自動で繋がるようになる。

ファミリー共有設定

 アップルは、Apple Watch SEを「ファミリー共有設定」に最適なApple Watchとしている。

 「ファミリー共有設定」は、複数のApple Watchを1台のiPhoneで管理できる機能。自分のiPhoneを持っていなくとも、Apple Watchをセットアップできる。「ファミリー共有設定」でApple Watchをセットアップすることで、Apple Watchのみで緊急通報や、メッセージ、ウォレットなどを使用できる。

心拍数計測なども継承

 新型Apple Watch SEは50メートルの耐水、心拍数計測やSiriといった従来の機能も継承している。