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iPadの「LINE」で複数アカウント利用時に不具合、最新版へアップデートを

 LINEは、1台のiPadで複数のLINEアカウントを切り替えて利用した場合に、前にログインしていたユーザーの一部情報が表示される不具合があったことを明らかにした。

 7月7日にリリースされたLINEアプリのバージョン12.11.0でこの不具合は解消済み。なお、現時点で個人情報の不正利用などの二次被害の発生は確認されていないとしている。

 この不具合は、2014年10月15日から発生していたという。原因についてLINEは「開発上の不備」としたうえで、「1台のiPadで複数のLINEアカウントを切り替えて利用した場合、ログアウト時にiPadに保存された一部のデータが削除されなかった」としている。

 対象期間中に表示される可能性があった情報は、友だちリストやオープンチャット、VOOM、検索履歴など。トーク内容やウォレットに関する情報は含まれない。

 LINEでは、2021年9月1日~2022年7月20日にこの不具合が起きた可能性があるユーザーに対し、「LINE」公式アカウントから個別に通知している。

対応時系列
2022年6月22日15時10分 調査開始
2022年7月7日 11時 不具合を修正したLINEアプリ(バージョン12.11.0)をリリース
2022年8月9日 不具合の公表および、不具合が起きたとみられるユーザーに通知