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楽天モバイルのキャリアメール「楽メール」がスタート、使い方を紹介

 本日1日9時、いよいよ楽天モバイルのキャリアメール「楽メール」(らくメール)がスタートする。

 NTTドコモやKDDI、ソフトバンクなどが提供するキャリアメールと同様の感覚で利用できるサービスでさまざまなサービスに登録するためのアドレスとして活用できる。

 5月のサービス発表当初、「楽天メール」という名称で案内されていたが、サービス提供開始にあたり「楽メール」と改称された。メッセージアプリが普及している中、フィーチャーフォンの相手とのやり取りなど、キャリアメールに対する需要は今なおあり「さまざまなニーズに応えていきたい」としている。

 担当者によると、5月の新プラン発表前後に契約したユーザーのうち、20GB以上の通信容量の利用やメイン回線としてのユーザーが増えており「収益性にも改善が見られる」という。

使い方は

 コミュニケーションアプリ「Rakuten Link」内でミニアプリのかたちで提供されるのが、楽メールの特長のひとつ。楽天モバイルユーザーは追加でほかのアプリをダウンロードすることなく、楽メールの利用を開始できるのがポイントだ。

 事前に「my楽天モバイル」でメールアドレスを設定したうえで、Rakuten Link内のタブ「楽メール」を選択するとメール画面が開き、難しい設定などはなくすぐに使い始められる。

 ドメインは「@rakumail.jp」。受信リストや拒否リストのほか、おすすめフィルター、ウイルスメールフィルター、大量送信者フィルター、なりすましメールフィルターを備える。事業者ごとに設定できる携帯/Webメール拒否設定にも対応する。

 メールアドレスの持ち運びにも対応しており、「@docomo.ne.jp」など他キャリアのメールもそのまま利用できる。楽メールアドレスの持ち運びについては8月以降に提供される予定となっている。

保存件数は最大50万件

 メールの保存件数は最大50万件。容量としては1GBとなり、どちらかに達するとメールの送受信ができなくなる。

 相手側には「送信先のユーザーはメールの受信ができない状態にある」という旨のメッセージが送信される。このため、最大件数もしくは最大容量に達しても古いメールから削除されていく、というようなことはない。

 楽天モバイルでは今後、最大容量を拡大する有料オプションを近い将来に提供する予定。ただし料金や、具体的な容量は検討中。

ほかのメールアプリでは利用不可

 楽メールは、Rakuten Linkの機能のひとつというかたちで提供される。仕組みとしては一般的なIMAP方式のメールだが、ほかのメールアプリでは利用できない。

 楽天モバイルによると今後、提供予定のRakuten Linkのデスクトップ版でも楽メールが利用できるようになる見込みとしている。デスクトップ版のRakuten Linkの詳細な提供時期については、今後案内される予定。

 加えてサービス開始当初は、NTTドコモユーザーとのやり取りについて、楽メールが迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性がある。これは、ドコモユーザーが「パソコンメールを受信しない設定」をONにしていると発生する可能性があるという。

 楽天モバイルによると、これはドコモ側の調整がまだ済んでいないことに起因するもの。KDDIとソフトバンクとは問題なくやり取りできるとしている。

キャンペーンも実施

 今回の楽メール開始を記念して、総額で200万円相当のポイントを還元するキャンペーンを実施する。期間は8月31日まで。

 期間中、楽天モバイル公式ツイッターアカウントをフォローの上、キャンペーンツイートをリツイートすると抽選で10人に100万円分のポイントを山分けして還元する。

 さらに、楽メールを設定の上、楽天モバイルでデータ通信容量を1GB以上利用すると、抽選で1000人に100万円分のポイントを山分けして還元する。

 2つのキャンペーンは重複当選する場合がある。

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