「aiwa」ブランドからスマホやフラッグシップタブレット、今夏登場へ

　JNSホールディングスの子会社であるJENESISは29日、アイワから「aiwa」ブランドのデジタル分野における商標使用権を取得したことを発表した。

　8月から順次発売される「aiwa デジタル」シリーズ第1弾としては、Androidタブレットやスマートフォン、防水防塵対応のスマートウォッチなどがラインアップされる。

　「aiwa」は日本で最初のカセットテープレコーダーとなる「TP-707」を1964年に発売し、ヘッドホンステレオ「カセットボーイ」を筆頭に、数々の製品を生み出してきたブランド。

　その後、2008年に、ソニーのもとでブランドが終息していた。

　2017年、アイワの商標を取得した十和田オーディオによって新会社が立ち上げられ、ブランドが復活。今回、JENESISとのコラボレーションにより、デジタル分野でのビジネスが始まるかたちとなる。

　第1弾のラインアップとしては、フラッグシップモデルとなる10.36インチのAndroidタブレットや2-in-1のWindowsタブレットに加え、スマートフォンや防水防塵（IP67）スマートウォッチが用意される。

　第2弾も、2022年中のリリースに向けて開発・製造が進められているという。