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Twitter、「問題の報告」プロセスを刷新――症状を先に伝える方法へ

 Twitter(ツイッター)は10日、問題のあるツイートなどを報告するプロセスを変更した。ユーザーはツイートによって「何が起こっているか」を優先して報告できるようになった。

 新しい報告プロセスは、2021年12月から英語圏内でテストされていた方法。

 まずユーザーは報告する際「何が起こったか」を説明する。すると、Twitterからは違反していると思われる利用規約を提示し、ユーザーが選択して報告できる。

新しい報告プロセス

 このプロセスは「症状優先型」と呼ぶことができる。たとえば、足を骨折して病院に行ったとき、医者は「足が折れましたか?」と聞くのではなく「どこが痛いですか?」と尋ねる。つまり、Twitterで今回取り入れられた新たな仕組みも、まずは何が起きているか、調べようとするための取り組みになる。

 Twitterは今回のプロセス変更について「Twitterも多くの情報を収集でき、今後より的確に大規模な問題に対処できる」ようになるとしている。