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iOS/iPadOS 15.5、ロック画面から写真にアクセスされる脆弱性など改善

 アップルは、17日に公開した「iOS/iPadOS 15.5」で実施したセキュリティアップデートの詳細について公開した。

 iOS 15.5とiPadOS 15.5では、アプリにカーネル権限を取得されたり、悪意のある画像を処理したりすることで任意のコードを実行される可能性のある「CVE-2022-26702」や「CVE-2022-26751」などが改善された。

 このほか、Safariのプライベートブラウズモードで悪意のあるWebサイトに追跡される可能性がある「CVE-2022-26731」、デバイスを手に取れる人がロック画面から写真にアクセスできる可能性がある「CVE-2022-26703」もなど合わせて改善されている。

 iOS/iPadOS 15.5ではこのほか、本体に保存するポッドキャストのエピソードの数を制限し、古いエピソードを自動で削除するなどの新機能が提供される。