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レノボ、作業支援や業務サポート用のスマートグラス「ThinkReality A3」

 レノボ・ジャパンは、スマートグラス「ThinkReality A3」を発売した。価格は19万2500円~。

 ThinkReality A3は、クアルコムの「Snapdragon XR1」を採用したスマートグラス。片側FHDの高解像度ディスプレイを備えており、トラッキング用のデュアルフィッシュアイ、8MPカメラも搭載する。

 ステレオスピーカーと3つのマイクも利用でき、IP54相当の防水防塵性能、6DoFに対応する。

 グラス単体の「ThinkReality A3 PC Edition」は19万2500円。パソコンと接続して最大で5つの画面の表示に対応しており、狭い場所でも効率的な作業が可能で画面を盗み見られないため、セキュリティも担保できるとしている。

 このほかに、購入後にすぐ業務で利用できるソフトウェアやサービスがパッケージで提供される「ThinkReality A3 Industrial Edition」も54万4500円で同時にラインアップされる。

 パッケージの中には、グラス本体のほかにスマートフォン「motorola edge 30 Pro」やアタッチメントパーツ、デバイスやユーザーを一元的に管理できるソフトウェア「ThinkReality Cloud Portal」、作業手順作成や表示したいPDF・3Dモデルを登録できる「holo one sphere」のほか、オンラインサポートが含まれている。

 ARでの作業指示のほか、一般的なAndroidアプリも利用可能でオンライン会議や動画アプリも表示できるという。