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フォーカルポイント、ライブ配信向けインターフェース「iRig Stream Pro」を発売

 フォーカルポイントは、IK Multimedia製のライブ配信向けインターフェース「iRig Stream Pro(アイリグ・ストリーム・プロ)」を発売した。価格は2万9480円。

 「iRig Stream Pro」は、iOS・Androidデバイス、Mac、PCで利用できる、最大24bit/96kHzに対応した、デジタル接続の4 IN/2 OUTのストリーミング・オーディオ・インターフェース。

 複数の音源ソースをミックスして、配信、収録アプリにルーティングできる。

 本製品は、マイクやギターを接続するファンタム電源対応XLRマイク/標準のコンボ入力端子、ミキサーや外部再生装置を接続するRCAステレオ・ライン端子、ヘッドホンやヘッドセットを接続するTRRS端子を搭載。

 ミックスできる音源ソースは、上記の「コンボ入力」「RCAステレオ・ライン入力」「TRRS入力」による音源のほか、LightningやUSB接続されたスマートフォン・タブレット・ラップトップ上で動作する音楽アプリなどの再生音の4系統。

 XLRマイク端子は、+48Vファンタム電源に対応し高品位なコンデンサーマイクも利用できるほか、標準端子はハイ・インピーダンス対応のHi-Z仕様で、音やせを気にせずギターやベースを直接接続できるという。

 3.5mmのTRSS端子は、ヘッドホンを接続するだけでなく、マイク付きのヘッドセット(CTIA/AHJ準拠のプラグに対応)を接続した音声入力にも対応する。

 また、「iRig Stream Pro」には、接続したデバイスの再生音を再度デバイスに送る「LOOPBACK」スイッチが搭載。接続したデバイスの音楽アプリでバッキング・トラックを鳴らして、それに合わせた演奏をミックスしてストリーミング配信することもできる。

 なお、各入力は独立して音量調節でき、最終的にステレオ2チャンネルにミックス、または独立した4チャンネルとしてお気に入りのアプリに入力し、ストリーミング・加工・録音できる。

 そして、「iRig Stream Pro」は、最大24bit/96kHzに対応のA/D、D/Aコンバーターや、入力信号をリアルタイムにモニターできるダイレクト・モニター機能を搭載。

 また、XLRマイク/標準コンボ入力の信号経路にはMUTE機能を搭載する。

 「iRig Stream Pro」の動作モードは、スマートフォン上で動作する配信アプリと使用する場合に最適な「ステレオ・モード」と、マルチ・チャンネルを認識するソフトウェアやアプリを使用して、チャンネルごとに別トラックに録音する場合に便利な「マルチ・チャンネル・モード」の2種類。

 本製品は、iOS/Androidデバイスで使用する場合、単三電池2本で駆動する(アルカリ電池使用時、ファンタム電源オンでも約20時間駆動)。

 別売の電源アダプタを使用すると長時間の駆動にも対応するほか、Lightning端子を搭載したiOSデバイスで電源アダプタを使用すると、iOSデバイスも同時に充電できる。

 なお、MacやPCにUSB接続する場合は、USBバスパワーのみで駆動するため電池は不要となる。

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