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モバイル版「Yahoo! MAP」に渋滞・規制情報表示などの新機能

 ヤフーは、地図アプリ「Yahoo! MAP」(Android版、iOS版)において、規制情報の表示などの新機能を追加した。

 同社では、車や徒歩、公共交通機関でそれぞれ独立したナビゲーションアプリを提供しているが、すべての移動をひとつのアプリにまとめてほしいというニーズに向けて、機能の統合を図っている。

 2021年9月には、「Yahoo!カーナビ」の「ターンバイターン」式の表示や「Yahoo!乗換案内」の事故や運休を避けられる「迂回路検索」、徒歩移動時にはナビ開始後の3D表示などを導入しており、今回のアップデートはそれに続く第2弾となる。

車のナビ

 「車のナビ」では、渋滞や通行止めなどの規制を考慮したルートを検索できる「渋滞・規制情報」を導入。ルート検索時や案内画面で日本道路交通情報センター(JARTIC)からのリアルタイムな交通情報やYahoo!カーナビユーザーのプローブ情報を確認できるようになった。

 事故や災害など突然の通行止めにも対応し、到着時間が大きく変わりそうなときにはオートリルートされる。

 このほか、通行止め・チェーン規制など全12種類のアイコン表示にも対応する。

 加えて、東京23区と全国の政令指定都市で一般道の交差点イラストが導入された。Yahoo!カーナビにおいても、従来は高速道路・有料道路のみの対応だったが同等の機能を利用できる。

徒歩のナビ

 「徒歩のナビ」では、目的地に到着するまでの音声案内が利用できるようになった。交差点やランドマークが読み上げられるため、スマートフォンの画面を見る機会を減らし、「歩きスマホ」の抑制に寄与する。

 車のナビ同様にルートをはずれた場合はオートリルートされる。

 Android版は、2022年1月下旬の対応予定となる。