ソフトバンク、「キャリアメール持ち運び」は年内提供へ

　15日、NTTドコモとKDDIが、それぞれ、回線を解約してもいわゆるキャリアメールを利用し続けられる有料サービスを発表した。

　一方、ソフトバンクからは15日17時時点で、正式には発表されていないが、あらためて確認したところ、同社広報は「年内に提供する予定」とコメントした。

　A社のユーザーがB社へ乗り換える際、A社のキャリアメールアドレスを使い続けたいなら、A社の「キャリアメール持ち運びサービス」が提供されていれば良い。そのため、必ずしも各社が提供開始日などの足並みを揃える必要はない。もし、「持ち運び」自体が用意されないのであれば、キャリアメールを使い続けたい人にとっては乗り換えを阻むことになり得るが、今回の取り組みは競争政策の一環として提供されるもの。ソフトバンクとしても大きな間を置かず、準備が整い次第、近日、発表される見込みだ。