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mineoの通話設備が「自動プレフィックス」対応に、12月8日以降

 オプテージは、MVNO型携帯電話サービス「mineo」の国内通話サービスで、音声ネットワーク設備の仕様を変更する。自動プレフィックス付与機能が導入される。

 一般的に、通話相手の電話番号の前に「プレフィックス番号」と呼ばれる特定の番号を付けることで、通話料が安くなるサービスが存在する。そうしたサービスを利用する場合、手動でプレフィックス番号を先頭につけるか、専用アプリを使って電話を掛ける必要がある。

 一方、総務省での有識者会合を経て、携帯電話大手3社の設備に「自動プレフィックス」と呼ばれる機能が導入されつつある。MVNOサービスのユーザーにとっては、手動での操作、あるいは専用アプリを使わずに、普段どおりの通話の操作をするだけで自動的にプレフィックス番号が加えられたかたちで通話できるようになる。

 今回のmineoの仕様変更は、自動プレフィックス番号の付与に対応するもの。NTTドコモ回線を用いるDプランでは12月8日に変更される予定。ソフトバンク回線を用いるSプランは2022年1月以降、au回線を用いるAプランでは2022年3月以降に対応する予定。

 現時点で料金や通話の発信方法に変更はない。ただしmineoでは、各プランの仕様変更を踏まえ、自動プレフィックス番号を用いた音声サービスの拡充や改善も検討していく。